この記事の文字数は、2369文字数です。5分程度で読むことができます。
とにかく作って売りまくるという時代は変わったように思える。
それは長引くコロナ禍の影響なのかもしれない。
とはいえ世の中が知らず知らずのうちにサステナブルを推進していることによって、我々の日常にもSDGs的な考え方が浸透してきた。
その中で買い物のやり方も変わりはじめている。
B-LAND EC Platform
ディレクターの山口です。
今回は「サブスクリプションECにおける現在のビジネルモデルの変化」についてお話できたらと思います。
サブスクリプションエコノミーとは?
サブスクリプションエコノミーとは、製品やサービスを利用する権利を一定期間借り、その借りた期間に応じた利用料金を支払う経済モデルのことです。 これに対し、従来のモノを買う経済モデルは「プロダクトエコノミー」と呼ばれます。 サブスクリプションエコノミーはいわゆる「サブスク」のことですね。 つまり、都度都度モノを買っていくのではなく、期間ごとに一定額を支払いその間サービスを使うという形です。 サブスクリプションというビジネスモデルは、サービスを提供する企業側にも、受ける消費者側にもメリットがあります。 企業側だと例えば、継続的な売り上げを持つことができるので事業の見通しを立てやすくなることだったり、高額商品でも試しやすくなるため購入層を広げることにも繋がります。 消費者側だと、何よりも「モノを持つ」必要がないというのが大きいでしょう。例えば、音楽のサブスクサービスだとこれまでは自分が聞きたい音楽のCDを大量に所有し、その都度自分で管理をしなければなりませんでした。それがサブスクサービスだと、聞きたい音楽を聞きたい時に好きなだけ聞くことができるようになります。
求められるサブスクリプションエコノミーにおける商品価値
サブスクリプションによるビジネスモデルで必要とされるのは、これまでのプロダクトエコノミーにおける商品価値とは少し変わります。 プロダクトエコノミーではとにかくモノを作って売る。 売る時の売り文句で上手いこと買わせる――という考え方が強かったかもしれません。 しかし、それでは「買った瞬間」だけにしか価値を提供できません(もちろん、家電のように購入後の使用感もあるので、すべてのプロダクトエコノミーが瞬間に価値を置いているわけではありませんが)。 では、サブスクリプションエコノミーではどうでしょうか? サブスクリプションサービスにおける商品価値というのは、様々な考え方があるかと思いますが、 私は「サービスを使っている間」に価値を提供しているのだと思います。 映像サブスクだったら、たくさんの映画やドラマを見放題で見ることができることなどですね。 つまり、サブスクにおける商品価値とは「使い続けることに価値があるのか」ということをいかにアピールできるのかが必要になってきているのではと思います。 確かに、映画のBDだと、買って観たらそこで終わっちゃいますが、サブスクですと次の作品、その次の作品とそのサービスを使い続けている間は、多くの映画を楽しむことができるという価値を受けられます。
サブスクは身近なサステナビリティ
昨 今耳にする「SDGs」や「サステナブル」、「持続可能な社会」などなど。 要するに「資源を使いすぎずに、未来の地球も綺麗なものにしましょうね」ということです。 そのためにはモノを使いすぎないことはわかりやすいサステナブルでしょう。 いわゆる「もったいない」というものです。 それがサブスクとどのように関係しているのでしょうか? サブスクリプションサービスに契約していれば、基本的にはモノは持ちません。 家具や家電のサブスクリプションサービスでモノを持つことはありますが、 それはあくまでも「サブスク契約中にだけ借りている」だけです。 解約したり、使わなくなったりすればそれらはサービス提供会社に返すだけです。 食品のサブスクリプションも自分が使う分だけを契約するので無駄は出ません。
モノだけを提供する時代から、体験・経験を提供する時代へ
サ ブスクリプションサービスの普及により、これからのビジネスはただモノを提供することからさらに先、共有・レンタルを通じて経験、体験を大切にする時代へと変わりつつあります。 消費し続けていればいずれは枯渇してしまいますが、サブスクリプション的な循環する「所有しない利用」が増加し続けることで、「モノを捨てない社会づくり」を実現することができます。 B-LAND ECプラットフォームはサブスクリプションECのプラットフォーマーとして、体験・経験の提供で、「モノを捨てない社会づくり」にも貢献できればと考えています。
「お店とお客さんを密に繋げる」B-LAND サブスクにこめた願いと展望
「ECなのに、お店の人の顔がわかる」
この当たり前のようで当たり前ではなくなったショッピングの光景を、B-LAND サブスクは取り戻そうしています。 これまで有形商材やオンラインで解決しているものが多かったサブスクリプションですが、そこにこれまでの無形商材も扱うことができるB-LAND サブスク。 安定した収益の獲得というサブスクリプションの長所に、B-LANDはさらに「お店とお客さんを密に繋げる」所まで踏み込みます。 それは現実の距離ではなく、遠く離れていても信頼関係などの心の距離です。 ECの普及で人と人の距離は離れたかもしれません。 だからこそB-LANDサブスクでもう一度距離を近づけ、もし、コロナのような大きな苦難が起きても、「あなたのお店のお得意様」がずっとあなたのお店を応援してくれ続ける社会を作りたい、その思いで「B-LAND ECプラットフォーム」そして「B-LAND サブスク」は生まれました。
オーナー様向け事前申し込み募集中!!
誰もが自由にスピーディにサブスクリプショ商品を売買できる、
プラットフォーム「B-LAND サブスクリプション EC プラットフォーム」
現在オーナー様の登録を募集しております。
有形商材だけではなく無形商材もサブスクリプションで販売する時代、
B-LANDであなたのビジネスにサブスクの可能性を感じてみませんか?